イタリア文化の発信地Casa Italia。

東京から5時間半ほどのところにあるベトナムはハノイ。歴史・文化はもちろんのこと、食・観光としてもとても楽しめる都市でもあり、ベトナムの首都です。個人的にはホーチミンなど首都から離れた場所の方がベトナムっぽいな~と感じる面が多々ありますが、ハノイは企業や工場、大使館なども集中する都市です。

ハノイの観光スポット”ホアンキエム湖(Hồ Hoàn Kiếm)””オペラハウス(Nha Hat Lon)近くに2013年4月11日よりオープンしたイタリア文化商標センターという”カーサ・イタリア(Casa Italia)”があります。ベトナムとイタリア外交樹立40周年記念としてイタリアの文化の発信の場として、展示スペース、そしてイタリアの料理を食べることが出来るレストランが併設されております。オープン当初より庭部分、1Fフロアの大半にベスパが展示されています。観光客でもベトナムでのオートバイの多さには圧倒されると思います。台湾の方に、台湾のオートバイの多さを他の国で例える際にベトナムが出てくるくらいです。また、ちょっとオートバイに興味がある方なら、その大半はホンダのスーパーカブと言うイメージだと思います。実際には数年前からスクータータイプのオートバイが増え始め、ベスパも2009年6月よりベトナム工場稼動、そして2012年より生産拡大により街中にはモダンベスパをはじめベスパ・ピアジオのディーラーを多く目にすることが出来ます。また、過去の歴史から、古いベスパも多く入ってきて残っている国の一つでもあります。


*なんとなくイメージするベトナムのカブ。満遍なく探しても自分の旅行写真にそんな雰囲気がある写真って思いのほかありませんでした。


*ホーチミン市博物館にて展示されている戦争コーナーにあります写真。写真はベトナム戦争の終戦時の様子を映し出したもの。今見るものはどのような経緯を経て走っているかはわかりませんが、多くはベトナム戦争を乗り越えてきたものなんだと改めて感じました。また、スーパーカブはそれ以降に根付いたもののようです。


*ハノイから外れて50kmほど。ビエンフック(Vinh Phuc)省ビエンスエン(Binh Xuyen)工業団地にVespaも生産しているPiaggioの工場があります。


*こちらが、ハノイにあります”Casa Italia”

Casa Italiaでは、敷地内の庭、室内にテーブルといすが用意されて、自分の好きなところでお茶や食事を楽しむことが出来ます。庭部分にもケースに入ったベスパが展示されています。また、室内はVespa946が展示されているフロアを中心にベスパの”今”をテーマにしているところ、そして”歴史”、”未来”をテーマに各フロアで車両をはじめ、写真、グッツなどが展示されています。展示されている内容も、50年代からのベトナムにおけるベスパの様子や、今ベトナムやイタリアに限らず海外でのベスパの様子を伝えている部分、また、今街中で走っているベスパのボディやエンジンがどのようなものなのかと言うのが見ることが出来ます。

私が訪問したときは、残念ながらクラシックベスパの展示はありませんでしたが、インターネットで過去の様子を見ていると、展示されている車両や配置も変わっているので、テーマに変わりは無いと思いますが、都度展示内容を変えている様子です。


*湿度やスコールも多い土地とは思いますが、ケースは汚れていなくとても綺麗でした。


*入り口にはCasa Italiaのロゴマーク。

*”今”を伝えるフロアでは訪問時は最新のModanSPRINTとdong ho氏によりペイントされたVespaLX、そして、LXのボディ、主力エンジンの一つ3valveが展示されています。

*そして、海外のベスパクラブの交流、毎年ヨーロッパで行われているVespaWorldDaysの参加グッツなども展示されていました。


*”歴史”のフロアには古いベスパを知る資料などが展示されていました。しかし、訪問時はケースの中は空でした、、、。


*つい最近までこのような車両が展示されていたと思われます。


*こちらの壁にはベトナムで古くに撮影されたベスパの写真を見ることが出来ます。

中央になるVespa946が展示されているフロアには、2013年モデルのホワイトの946が展示され、壁にはデザイン経緯なのが分かるものが見て取れました。

正面入り口に入ったところにはmodanPrimaveraが飾られています。また、左側にはVespaのヘルメットが飾られていました(これらのヘルメットはベトナムのヘルメットなので、他ではあまり見られるものではないかも?)

今回は細かいところまで写真を多く掲載しましたが、コレだけは伝えられないものが、食べ物の味、匂い。入館は無料です。ベトナムは日本と比べて蒸し暑く、歩きつかれたらどこかお店に入って休憩したいところです。ハノイの観光スポットに集中した立地なので、ちょっと休憩に、現地に来てたまにはイタリアンが食べたいなと思ったら訪れてみてはいかがでしょうか?

このベスパの企画が何時まで開催されているか不明ですが、
Casa Italia
53 Ly Thai To,Hoan Kiem,Ha Noi
9:00~21:00